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設立40周年を祝して

設立40周年を祝して
石川県知事 馳 浩

 社会福祉法人徳充会が設立40周年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。 また、県内における総合的な福祉の担い手として、日々ご尽力いただいておりますことに、改めて、深く感謝を申し上げます。

貴法人におかれましては、昭和60年に、身体障害のある方々が入所して機能訓練を行う県内唯一の施設「青山彩光苑リハビリテーションセンター」を開設されて以来、多様化する福祉ニーズに応えるべく、障害者施設及び高齢者施設の開設・拡充を進められております。また、平成25年4月からは「石川県精育園」の指定管理者として、施設を安心して利用できる環境を築き、知的に障害のある方々の生活を支えるとともに、サービスの向上に努めていただいているところであり、能登地域はもとより、県内全域での福祉の向上に果たされてきた功績は計り知れません。

加えて、新型コロナウイルス感染症や令和6年能登半島地震など、過去に例を見ない困難な事態に直面する中であっても、利用者最優先の姿勢で懸命に福祉サービスを提供されており、心から敬意を表します。

さて、人口減少・少子高齢化、地域のつながりの希薄化など、地域社会を取り巻く環境の変化もあり、福祉ニーズはますます多様化・複雑化しています。本県では、こうした状況に的確に対応し、障害者施策及び高齢者施策の一層の推進を図るため、「いしかわ障害者プラン」や「石川県長寿社会プラン」に基づき、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、各種施策の推進に努めております。

貴法人におかれましても、引き続き、リーダーシップを発揮し、利用者の声に耳を傾け、時代と社会のニーズに応じた福祉サービスの提供と充実に取り組まれますことをご期待申し上げます。また、今般、災害対策基本法及び災害救助法が改正され、福祉が災害救助の一つとして位置付けられたところであり、災害発生時にも福祉サービスを絶やさないための備えについても、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

最後に、社会福祉法人徳充会が、40周年を節目として、今後益々ご発展されますよう祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。
設立40周年を祝して
七尾市長 茶谷 義隆

 社会福祉法人 徳充会が設立40周年という記念すべき節目の年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。

昭和59年10月に身体に障害のある方を支援する目的で設立されて以来、青山彩光苑リハビリテーションセンターなど多くの施設を開設され、障害のある方の自立支援のため、日々ご尽力いただいているところです。

さらには高齢者施設や知的障害者施設の運営まで、高齢者・障害者・児童の分野を超えた幅広い社会福祉活動を展開してこられました。これもひとえに、理事長をはじめ各施設長の方々の高い見識と卓越した指導のもと、職員の皆様が一丸となって、取り組んでおられる賜物と、深く敬意を表します。

振り返ってみますと、介護保険法や障害者総合支援法の制定などをはじめとして福祉を取り巻く環境は、大きく変化してまいりました。
こうした中、法人の基本理念に掲げられている「思いやりの心」をもとに、一貫して支援を必要とする方々を支えるため、時代のニーズに合わせた福祉サービスを提供されてこられました。

また、関連する社会医療法人財団董仙会とともに医療、介護、福祉の連携に力を入れ、障害のあるなしに関わらず年齢を重ねても、誰もが住みやすいまちづくりを進められております。
当市でも、七尾市老人福祉計画・第9期七尾市介護保険事業計画である「七尾市あったかプラン」で、「高齢者が健康で 生きがいを持ち 安心して暮らせる地域づくり」を、「七尾市障害者計画(スマイルハートプラン)」では、「障害のある人もない人も個人の尊厳が重んじられ、ともにきらめき、心の豊かさと幸せが実感できる地域づくり」をそれぞれ基本理念に掲げ、高齢の方も障害のある方も自分らしく、安心してこの地域に暮らしていただけるよう各施策に取り組んでいるところであります。

このような中で、貴法人の取り組みは、今後さらに重要になってまいりますことから、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、社会福祉法人 徳充会が益々ご発展されますことを心から祈念申し上げまして、お祝いのことばといたします。
設立40周年を祝して
中能登町長 宮下 為幸

 この度、社会福祉法人徳充会が設立40周年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。

社会福祉法人徳充会におかれましては、昭和59年に社会福祉法人として設立されて以来、昭和60年に「青山彩光苑リハビリテーションセンター」、平成元年には「青山彩光苑ライフサポートセンター」等の障害者支援施設を、また、平成11年には「特別養護老人ホームエレガンテなぎの浦」、平成27年には「高齢者複合施設ローレルハイツ恵寿」等の高齢者施設を開所するなど、地域に根ざした社会福祉事業を展開され、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に大きな役割を果たしてこられました。

これもひとえに、徳充会の基本理念に基づいた、理事長をはじめとした各施設長の方々の高い見識と卓越した指導のもと、職員の皆様が一丸となって取り組んでおられる賜物と深く敬意を表します。

また、未曽有の大災害をもたらした令和6年能登半島地震では、徳充会並びに社会医療法人財団董仙会の多くの施設で甚大な被害を受ける中、発災当日からけいじゅヘルスケアシステムにより、医療・福祉・介護などの総合的なサービスをとめることなく提供していただきましたことに改めて感謝申し上げます。

この40年を振り返ってみますと、介護保険法や障害者総合支援法の制定等をはじめとして福祉の取り巻く環境は大きく変化してきております。そのような中、中能登町では障がい者基本計画や高齢者福祉計画・介護保険事業計画等を策定し、地域共生社会の実現に向けた施策を進めているところです。

社会福祉法人徳充会におかれましては、これまでの御経験と御実績を礎に、本町の障がい者及び高齢者福祉の充実のため、変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

結びにあたり、社会福祉法人徳充会の益々の御発展と関係者の皆様方の御健勝と御多幸を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
設立40周年を祝して
穴水町長 吉村 光輝

 社会福祉法人 徳充会様が創立40周年の記念すべき日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。日頃より、障がいを持つ方々、そして高齢者の皆様の福祉向上にご尽力されている徳充会の皆様に、深く敬意を表します。
本来であれば昨年に佳節を迎えられるはずが、能登半島地震という未曽有の災害の影響により、記念事業の実施を1年延期せざるを得なかったとのこと、そのような大変な状況を乗り越え、こうして40周年をお祝いできることは、ひとえに皆様のたゆまぬ努力と、関係各位の温かいご支援の賜物と拝察いたします。

震災により、町内の徳充会様の施設でも被害があり、利用者の方々には一時的に町外に避難していただくこととなりましたが、混乱した厳しい状況の中、早急に利用者受け入れへの立て直しを図っていただき、また、被害の少なかった施設では近隣住民の受け入れ等、避難所としての役割も担っていただきました。予想もできない自然災害により情報が錯綜する中では行政にも限界があり、その中で「共助」の要としても多大な貢献をいただきました。

徳充会様がこの40年間で築き上げてこられた功績は、計り知れません。障がい者支援においては、利用者の皆様一人ひとりの尊厳を重んじ、自立に向けた支援はもちろんのこと、ご家族へのお力添えや地域との交流を深める機会を設け、社会の一員としての役割を担えるよう、個々のニーズに応じたきめ細やかなサービスを提供されてきました。また、高齢者福祉においても、質の高い介護サービスを提供し、高齢者の皆様が生きがいを持って日々を過ごせるよう、温かい心で支え続けていらっしゃいます。

穴水町障害者計画は、障がいのある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指すノーマライゼーションの理念に基づき策定されております。徳充会様には、この40年間で培われた豊富な経験と知識、そして何よりも「人」を大切にする揺るぎない信念があり、私たちは志を同じくする者として今後も手を取り合い、共生社会の実現に向け、共に邁進していく所存です。

結びに、社会福祉法人 徳充会様のこれまでの多大なるご功績に心からの感謝を申し上げますとともに、創立40周年を心よりお祝い申し上げます。そして、この先の50年、100年と、徳充会様が地域社会にとってかけがえのない存在として、ますますご発展されますことを心よりご祈念申し上げ、私の祝辞とさせていただきます。